どうでもいい自意識

音楽を中心に箇条書きです

ソロ曲を考える:JUMP 伊野尾編

ジャニーズのソロ曲について、考えたいと思います。


ジャニーズにおけるソロ曲、
それはある程度活動を続けた、という証しでもあり、個を確立した、という事でもある。


そもそもソロ曲が一般的に浸透したのはいつなのか。

それはSMAPが「MIJ」というアルバムでDisc 2にソロ曲CDをつけたというのが始まりだと思う。

それ以前にもSMAPはアルバムの中にソロ曲を忍ばせたり、「la festa」と言うメンバーのソロ曲だけを集めたCDを発売していたりするんだけど、Disc2へと分ける事で、


アルバムとしてのクオリティを保つ事、

それぞれの個性をより引き立たせる事、

またそれぞれのファンへのおまけ的な要素を得る事、


などが出来ると考えられる。


そしてそれがジャニーズのアルバムの定番の形、フォーマットになった。


その後今度は嵐が「僕の見ている風景」でアルバムの内容自体を2枚組に分け、その中にソロ曲を忍ばせる、というフォーマットを確立し、
今度はそれがジャニーズのアルバムの一つの定番となる。

それはつまりアイドルとしての時代が戻ってきたという事であり、あくまでもアイドルとしてアルバムを作る、けれどもクオリティは崩さない、という形なのだと思う。



その中でソロ曲がCDにほぼ収録されてない(というか収録出来ない) グループがいる。


それはHey! Say! JUMP


理由は簡単で、
「大人数すぎる」から。。


「僕の~」のフォーマットならアルバムとして成立しなくなってしまうし、「MIJ」でも長すぎる。


また9人もメンバーがいてすべてのソロ曲を収録、となると確実にムラが出てきてしまう。


それはクオリティ、というよりはメンバーの個性の確立のスピードに差異があるから。


それぞれが奇跡のバランスで影響を与え合い、なんてのも難しい。

だからJUMPには公式にエースが必要で、じゃないと成り立たない、とも言える。


だからこれまであるとしたらシャッフルユニットを作って収録、という形しか出来なかった。(まぁそれも楽しいけど笑)


そして実は今なら少しやってもいいんじゃないかと思っている。もう個性を確立して来てるし。ただもちろんこれは聴く側の意見。
実際にはファン相手、じゃなくて、世間を相手にしているので、そこは越えてはいけない、というかズレてないといけないので、きっとやるとしてもまだ先。


と、前置きが長くなったけど、つまりJUMPにソロ曲がもしもあったらどういう曲がいいか、という妄想です。

(ちなみにあるけど収録されてないものは聴いた事が無くてですね。汗 
こんな勉強不足で書いていいのか、と思うのですが、だからこその”妄想”です。)



今回は伊野尾編です。



伊野尾くんの”声”を俺が意識したのはウィークエンダーだった。というかその曲で伊野尾くん自体を意識した気がする。

曲がすごい好きでよく聴いていたのだけど、そろそろちゃんとメンバーのキャラを知りたい、また、


「どのパートを誰が歌っているのか知って、ちゃんと萌えたい!」


的な笑
超不純な感情が芽生えて。。



それでよくよく注意して聴いてみた。
そしたら...


「So 解けない愛から始まる ∞ミステリー」

「一度繋いだ手を~」


の所で超かわいい声が聴こえて来るではありませんか!


誰だこの人!と思い調べて見ると、その人物は

「伊野尾慧」

とのこと。



伊野尾くんの存在自体は知っていたけどまだキャラも分からない俺。

今までのイメージは


「きれいすぎてよく分かんない人」笑

だった。それが、


→「声が超かわいい人」

へとランクアップ(失礼)しました。



それから後追いでJUMPに触れていくのだけど、伊野尾くんの姿を見るたびに、

「この子埋もれてるけど実は超声がいいんだぜ...へっへっへ」

的なまるで自分だけが内側で見ているような気持ち悪い感情が芽生えました。。。


ただ、いくら昔の作品を聴いても彼の声はあまり聴こえてこなかった。歌ってはいても“聴こえて“こないと言うか。
それはたぶん理屈じゃなくてきっとその時期じゃなかったんだと思う。(伊野ちゃんに限らず)

メンバーの個性、というよりもグループとしてのベースをつくる時期だったじゃないかな。


その伊野尾の声がもっと聴きたい!的な感情を解放したのが言わずと知れたChau#。


「ポップでハッピーなふたり~」


その一パートだけ、だったにもかかわらず鼻にかかった高い声がとてつもない破壊力で自分の胸を貫いた。


かわいすぎる!


切なすぎる!


Chau#の曲のハイライトがここに集約されていると言っても過言じゃない。

自分の様なにわかから見ると、この曲、このパートが伊野尾革命のきっかけになったのでは?と思う。


それからはまさにはじけた様に、伊野ちゃんの声が聴こえるようになったのでした。


それではどういう曲が伊野ちゃんに似合うのか。



☆曲のテイスト☆

声だけで言うとジャズっぽいのが似合うと思う。
Puppy Boo とか似合ってたし。。
甘めの声で抜けもいいから。

ただ、それをそのまま大真面目にやるのは自分は違うかな、と。



なぜなら伊野ちゃんは声に限らず整いすぎているから。


整いすぎると印象が薄くなってしまう、と言うのはアイドルが好きな人なら分かる感覚だと思う。

つまりどこかいびつな方がいい。じゃないと多くの人に一瞬で覚えてもらえないし、その”余白”を見てる人が楽しむ
(自分も頑張ればああなれるかも、なんていう勘違い笑 とか)
が出来ないから。それはまた声も然り。


だからジャズが似合うからと言ってジャズ歌えばいい、ではそのまますぎる。
きっと相反するものによってすべてのものは成り立っている。


でもその匿名性を個性へと消化する方法もあると思う。

それは面白いことをやる、という事。

つまりジャズではなくて、ジャズ風。


実はこれを書いている時点で自分の中にイメージしている人物像がいる。それは小泉今日子

キョンキョンもその声の匿名性から様々なタイプの曲を崩して歌うアイドルだった。

おしゃれなアイドルポップからパンク、ニューウェーブ、ハウス、クラブミュージックからはたまた演歌(!)、シャンソンまで。。


そしてジャズも。


ただ、それを歌唱力目一杯に、大真面目に、というわけではなくて、あくまでも”ニュアンス”。

もちろん曲自体は本格的にやってはいるんだけど、キョンキョンという超メジャー、歌謡曲、アイドルのど真ん中にいる存在だからこそ成り立っていた。
まさにサブカルアイドルの走り。今で言うももクロやきゃりー的な存在。

つまり匿名性やきれいでシンプルすぎる声だからこそ、何色にも染まる事が出来る。


だから伊野ちゃんもサブカルアイドルを目指すんだぁ!! 


(...って大きなお世話ですね。汗 もう自分の個性爆発してるしJUMPの曲も”何々風”だしね。。)


まぁ伊野ちゃんに一番似合ってると思ってるPuppy Booも滲み出る変態性(?)があると思ってるし、
もう今の伊野ちゃんなら何歌っても本質とはズレてくれるよね。



☆楽曲提供してほしい人☆

ジャズ、ジャズ言ってて申し訳ないんだけど、笑
自分が書いてほしいのは平松愛理さんです。


......ってお若い方分かりますかね?
部屋とYシャツと私」が有名な方です。平松さんはその当時の大人の女性の本音や恋愛を、ちょっとぶりっこちっくに歌う方、なんだけど、ノスタルジックでかわいらしいのに毒が入ってる感じが伊野ちゃんのイメージにあってるかな、と(伊野ちゃんはほぼ女子なので)

平松さんに毒、というか少し死までも含めたカルマを匂わせて伊野ちゃんの危険な感じや変態性を引き出してほしい。
(かわいいだけじゃないけど何か?みたいな)


そしてもう一人挙げるとしたら鈴木祥子さんかな。。

これも若い方分からないかもしれませんが。汗


90年代初頭に活躍したシンガーソングライターで、最近だとツバサ・クロニクルのエンディング曲、坂本真綾の「風待ちジェット」などを作られた方です。


柔らかくて、優しくて、胸がキュンとなる作風の方で、まさに伊野ちゃんにぴったりだと思う。


ちなみにキョンキョン優しい雨の作曲者としても有名で、自分が思う伊野ちゃんの曲”像”と、やはり繋がりがある気がする。


ただ、伊野ちゃんが歌うにはやはり似合いすぎるのかな、という気もするのだけど。


というかなぜか伊野ちゃんには90年代初頭の女性シンガーソングライターが似合う気がする。なんでかな...?...(広瀬香美とかも似合いそうだし)


たぶんその当時は、女性の社会進出やバブルも加わって、一種それを歌に託すのがピークに達していたのかな。アイドルのファンタジーが壊れて、女性のリアルな気持ちがようやく「歌」として成立するようになったと言うような。

ただその時期そこに対応出来るアイドルと言えばほとんどいなくて、それを女性アイドルが歌う事によって成立する、というロジックは、90年代末期になってから。

そしてその現在空いている枠に、男性としてカムバックしたのが伊野尾慧、なのかもしれない。

つまり女性も社会進出は当たり前、むしろ女性の方が強くなった昨今、90年代初頭の雰囲気は入れ替わっていて、伊野ちゃんが草食系の代表としてそこに...いやむしろ時代の解釈としては同じだけど唯一違うのがほとんど女性、としての男性...の伊野尾慧、(複雑ですね汗)なのかもしれない。

というか伊野ちゃんに限らずJUMPはみんな80年代~90年代の女性アイドル(ミュージシャンが楽曲提供するロジックがあった)をまんま男性アイドルに入れ替えたみたいな存在だと思う。

男子の女性化、は今に始まった事ではなくて徐々に徐々にそうなっていったと思うけど、それもここまできたか笑、というか、それがちょうど入れ替わるタイミングのグループというか......

現在の男子の代表的存在がJUMPなのかな。。と


という事で少し話しがズレましたが笑


まとめると、
伊野ちゃんの優しい声を生かしつつ、大真面目に歌わずどこかあざとさがあって、どこか聴いてるこっちが面白い曲。かな


これが自分の妄想でした。実際こうなってほしい、というか、ただの妄想なので...


きっと伊野ちゃんの声なら何聴いても打ち抜かれるし笑


将来的にソロ曲が一曲でも聴けたら嬉しいなぁ、と思います。




それでは読んでいただきありがとうございました。