どうでもいい自意識

音楽を中心に箇条書きです

N album / KinKi Kids

超久々のブログです。ブログ見てた時は「放置するなら何か言うか、やめるか、どっちかにしろよ!」とか思ってたのに、やってみるとこの有り様でしたwヽ(^0^)ノ

それで今更ですがN albumです。初めに聴いた時、良いって確信しました。
てゆうかKinKiのアルバムの中でもかなり好きです。

KinKiファンならアルバムのアルファベットを順に数えてテーマ予想するじゃないですか...。時にはかなり先まで。正直Nを考えた時「ああ、今回は耐えられないな」って思いました。だって近年のキンキなら絶対N=Naturalだもん。。また落ち着いた感じのアルバムかぁ、、って。

でも、予想は裏切られました。
実際にNatural(&Naked)だった事は間違いないんですが、落ち着いた、と言うよりは、今のキンキがやる普段着の音楽、そんな印象が強い。

近年感じていた停滞感がかなり払拭されているし、新しい。B、Cあたりのアルバムを大人っぽく着せ替えた感じ?

KinKiの近年のアルバム(∅あたりから)はやはり綺麗過ぎる、というか行き着く所まで行き着いてしまったし、完成され過ぎと言うか、何と言うか...。

これ、原因は剛くんの歌い方悟り開き過ぎ(笑)、とか、元々歌謡曲で時代の流れに抗ってデビューしたKinKiは年いったら余計大人しい音楽やるのは当たり前とかあるけど、一番は二人のソロ活動にあるのかな、と......。

いや、自分ソロ活動反対!的な訳ではないです。断じて。複雑、とかもないです。ただ、インタビューを読む限り、(最近は分かんないけど)二人はソロ活動は=好きなことをやる場、キンキは=大切なブランドで、守り続けるもの、的な捉え方をしているっぽくてそれが......いや、いいんだけどそれだとキンキに新しい風が吹く事はまずないよね...っていうか...。

ソロの活動をグループにも還元します。っていうんなら新しく回ってゆくんだろうけどっていう。まあ、裏を返せば二人にとってKinKiは本当に大事な場所なんだろうけど。

そのKinKiらしさ、というものはやはり歌謡曲っぽさという暗黙の了解があって、とにかく作り込んで完璧にする、という......。結果、クオリティはもちろん高くなるんだけど、例えば5年前の曲と入れ替えても分からないというか、普遍的過ぎてその良さが逆に伝わらないというか...。

しかしN albumの前哨戦である薔薇と太陽。
その流れが変わったのは20thyearという気合いか、はたまたその活動の激しさで変わっていったのか、とにかく、どこかで還元する事にした、これは間違いないのだろうと思う。そしてそれを象徴する曲が薔薇と太陽であり。

ソロの活動をグループにも還元する、以外にアルバムの新しさを挙げるとするなら、アルバム一曲一曲を違うテイストで、じゃなくてアルバム全体でのプロデュース、これが効いている。

クレジットを見てみると、なるほど多くの曲にアレンジで堂島孝平が関わっている。なので聴きやすい。
確かにその方式でのプロデュースだと、アルバムの中での一曲!とか、これは名曲!といったものは生まれにくいのかもしれないけれど、この軽さが今のキンキには合っている。

アルバム全体か、一曲一曲かなら前者が∅、J、L。後者がK、M。など以前にもアルバム全体同じテイストのアルバムはたくさんあるものの、同じ人のアレンジまではなかった。

このぐらい自然体な方がキンキにはやはりいい。まあ、キンキは90年代の住人だもん。。歌謡曲といえどもストリートを引きずった方がいいのかもしれない。

マイケルを思わせる様な『naked mind』から始まり、軽快なファンクナンバー、『モノクーム ドリーム』、幻想的ロックの『ホタル』、剛流プログレ、『陽炎 ~Kagiroi』、正統派光一的?なダンスナンバー『Plugin Love』、刹那げ不倫ナンバー”夜を止めてくれ』、サンバを取り入れた爽やかな『Summer ~僕らのシルエット』、シンプルなバラードの『雨音のボレロ』、どれもホントに心地良いんだよね。無理がまったくない。かと言ってヒーリング系、という訳でもない。だから何度も聴ける。

また、前述した理由からか、何だか二人の声のシンクロ具合がすごくいい。二人ともが同じ力の入れ具合で同じ場所に立ってて、っていう、それも”無理がない”んだよね。

という訳で個人的にはかなりおすすめです。このアルバム。特に最近のおとなし過ぎるKinKiから離れていた人には特に。


最後にこのアルバムにキャッチコピーをつけるなら、

「ダイエット成功!」

です。(笑)